そしてもうひとつ大切なのは縫製です。いくら吟味して選んだ生地も、ここで手を抜くと“素敵なカーテン”には仕上がらないので絶対に妥協は許されません。
上質の生地になればなるほど熟練された職人の手による高度な縫製技術が要求され、私たちと職人のコミュニケーションや信頼関係がとても大切になります。
ファブリカのカーテンを手掛けるアトリエは大手カーテンメーカー指定の、いわゆるメーカー縫製工場などに比べると規模は小さく、また最新の設備を備えているわけでもありません。しかし効率化を優先したそのような設備とは対照的に、そこには人の手による“熟練の技”と美しいカーテンを作るための“心”が備わっております。
アトリエに生地が届くと、まずその生地の特性を理解し、微妙なニュアンスに至るまで把握していきます。そして美しく魅力的なカーテンに仕上がるよう、縫製方法や細かな仕様などを入念に検討いたします。
時にはフルハンドで仕上げるなど手間暇を惜しむことのない丹念な仕事は、コンピューター制御されたメーカー工場では到底まねの出来ないきめ細かなものです。
当店では同じスタイルのカーテンでも生地や素材により、また設置する場所やお客様によって、少しずつ仕様を変える場合がございます。
それはわずかな弛み具合の違いであったり、裾の仕上げであったり、また見えない部分ですが、芯地やフックなどであったりと、ディテールへのこだわりです。
仕様を決めるにあたり、何度もアトリエに足を運ぶこともしばしばです。
窓のサイズに合わせて作る“サイズオーダー”のことを一般的にオーダーカーテンと呼ばれておりますが、ファブリカではお客様一人一人のご注文に合わせて作る、言わばスーツや靴の“ビスポーク”のようなカーテン作りを本当の意味でのオーダーカーテンと呼ぶべきだと考えます。
オーダーカーテンのお仕立て行程
| 【生地のカット】 | |
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| 1)裁断する位置の糸を1本抜きます。 | 2)抜かれた糸の跡がラインとして残ります。 |
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| 3)糸のラインに添ってアイロンばさみでヒートカット。 | 4)きれいにカット出来、そしてほつけません。 |
| 【フリンジのとりつけ】 | |
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| 裾にビーズのフリンジを取り付ける様子。 | |